動詞のING形(動名詞・現在分詞・分詞構文)を完ぺきに見分ける(英文法 No.012)

「進行形まではよかったけど・・・」

 

そのあと、英語は2年生からわからなくなったとよく聞きます。

 

 

ING形を一番最初に習うのは「現在進行形」です。

 

ですが、2年生で同じくING形である「動名詞」がでてきます。

 

 

あれ!?っとなってそのまま英語が苦手になっていくパターンがよくあります。

 

 

動詞のING形の呼び方いろいろ

 

動詞のING形は、形はみんな同じなのにいろんな言い方があります。

 

英文法の項目でみるとこれだけあります。

 

 

「現在進行形」 中1の範囲

 

過去進行形」 中2の範囲

 

「動名詞」 中2の範囲 

 

「現在分詞」 中3の範囲

 

「分詞構文」 高校の範囲

 

  

こうやって学年もばらばらになっていることが問題です。

 

これでは「動詞のING形」としてまとめて考える機会が無くなってしまいます。

 

 

さらに最初に「ING=現在進行形」という第一印象が固まってしまいます。

 

そのあとに別のINGが追加されるたびに迷ってしまいます。

  

そうならないように、INGの正確な分類が必要ですね。

 

 

 

動詞のING形の正確な分類は3種類

  

それでは、動詞のING形の正しい分類をお伝えします。

 

 

動名詞」 ⇒ INGの名詞的用法

 

現在分詞」 ⇒ INGの形容詞的用法

 

分詞構文」 ⇒ INGの副詞的用法

 

 

 

あれ!?「現在進行形」と「過去進行形」はどこにいったん!?

 

ご心配なく!

 

 

〇〇進行形とは現在分詞(形容詞)を補語としてつかう用法なんです。

 

まとめて現在分詞の一部として「INGの形容詞的用法」と理解いただいてOKです。

 

 

 

動詞のING形は「進行イメージ」

 

「INGグループ」の特徴を見ていきましょう。

 

INGとは動詞を変身させて「進んでいるイメージ」を加えます。

 

たったこれだけです!簡単ですね!

 

 

 

しかし、注意すべきポイントがあります。

 

 

「動詞のING形」だけを見ても区別できません!

 

だって、見た目はみんな「動詞のING形」ですので!

 

  

 

動詞のING形を品詞で分類

 

動詞のING形には3パターンの使い方がありました。

 

 

動名詞」 ⇒ INGの名詞的用法

 

現在分詞」 ⇒ INGの形容詞的用法

 

分詞構文」 ⇒ INGの副詞的用法

 

 

ということは「名詞」「形容詞」「副詞」の使い方がわかれば、動詞のING形も分類できることになります。

 

 

 

動詞のING形が名詞になるパターン

 

①主語 ②目的語 ③補語(*) ④前置詞とペア

 

 

 

動詞のING形が形容詞になるパターン

 

①名詞を説明 ②補語(*)

 

 

 

動詞のING形が副詞になるパターン

 

①おまけ要素(分詞構文) ②形容詞の説明(例外ルール)

 

*SVOCに入らない部分を「おまけ」と勝手に呼んでいます  

 

 

 

 

補語に注意!

 

補語には「名詞」と「形容詞」の2パターンの可能性があります。

 

 

この2つは文脈でしか違いを判断できないので、要注意です。

 

 

 

ING形を見分けるのは品詞ごとの「使用ルール」

  

動詞のING形の分類方法はいかかでしょうか?

 

 

動詞のING形を理解する場合「品詞」を自分で判断しないといけません。

 

これが品詞を理解していないと英語がわからなくなる理由です。

 

 

英語は同じ形をしているものでも、文の中での使われ方をみれば品詞が簡単に特定できます。

  

 

 

文の要素と品詞がわからない場合はこちら

 

⇒ 「文の要素 SVOC」と「品詞のカンペキな理解」

 

 

名詞がよくわからない場合はこちら

 

⇒ 名詞をカンペキに理解する

 

 

形容詞がよくわからない方はこちら 

 

⇒ 形容詞をカンペキに理解する

 

 

副詞がよくわからない方はこちら 

 

⇒ 副詞をカンペキに理解する

 

 

 

品詞がカンペキに理解できたら、実際に例文を見ていきましょう。

 

 

 

動詞のING形 「名詞的用法(動名詞)」

 

動詞のING形が「主語」「目的語」「補語」「前置詞とペア」で使われていたら・・・

 

それは「名詞(動名詞)」です!

 

しかし「補語」は形容詞の可能性あり!

 

 

 

主語

 

Seeing is believing.

 

(見ることは = 信じること:百聞は一見に如かず)

 

 

目的語

 

I enjoy running.

 

(私は 楽しむ 走ることを)

 

 

補語 

 

Seeing is believing.

 

(見ることは = 信じること:百聞は一見に如かず) 

 

 

前置詞とペア

 

I am good at cooking

 

(私は=上手 料理という点で)

 

 

 

動詞のING形 「形容詞的用法(現在分詞)」

 

動詞のING形が「名詞を説明」と「補語」で使われていたら・・・

 

それは「形容詞(現在分詞)」です! 

 

しかし「補語」は名詞の可能性あり! 

 

 

 

補語

 

 I am running.

 

(私は=走っている) 

 

 

名詞を説明

 

 I know the running dog.

 

 (私は 知っている その走っている犬を)

 

 

 

動詞のING形 「副詞的用法(分詞構文)」

  

動詞のING形が「おまけ要素(分詞構文)」と「形容詞を説明(例外)」で使われていたら・・・

 

それは「副詞(分詞構文 or 例外)」です! 

 

 

文法上はINGの副詞的用法は「分詞構文」だけです。

 

「形容詞を説明」は例外ルールです。口語ではよく使いますが、文法上はアウトです。

 

 

ですが「形容詞を説明」も実際には目にすることになるのであえてご紹介します。

 

 

 

おまけ要素 (分詞構文)

 

Speaking of the devil, he does appears.

 

(悪魔の話をすると、悪魔が現れる:噂をすれば影)

 

 

② 形容詞を説明(例外)

 

I am busy talking to him.

 

(私は=忙しい ← 話すのに 彼に) 

 

 

 

②の形容詞の説明は例外ルールです!

 

INGは正式には形容詞を説明できませんが、実際にはよく使います。

 

 

 

不定詞もINGと同じシステム

 

形が同じでいろんな使い方があるものと言えば「不定詞」ですね。

 

「 to + 動詞の原形」 の形で「名詞的用法」「形容詞的用法」「副詞的用法」と3種類あります。

 

 

ですので「見た目は同じやのに、なんで意味が変わるん?」と悩んでしまいます。

 

 

しかし、動詞のING形の見極め方を応用して、不定詞もマスターできます。

 

INGの本質がわかれば、不定詞も同じ発想で通用します。