副詞の「意味」と「品詞ルール」をカンペキに理解する(英文法 No.010)

「副詞がよくわからない」という声をよくききます。

 

ここで重要なのは「副詞の役割」を細かく理解しようとしないことです。

 

 

確かに、副詞にはルールや決まり事の視点からみてしまうと、いろんなパターンが文法書には書いてあります。

 

これが混乱する理由ではないでしょうか?

 

 

しかし、そこは逆転の発想をつかいましょう!

 

 

〇〇でないものは副詞」としてまとめて「その他扱い」にして考えてください

 

そうすればスムーズに理解できるはずです。

 

 

では、その「〇〇でないもの(その他)」を理解するためには「〇〇」とは何か?ということがミソになってきます。

 

英語のどの部分以外を「副詞」と呼ぶかがわかれば、同時に「副詞(その他)」がわかってしまうというわけです。

 

 

 

 

SVOC にならないものすべてを「副詞」と呼ぶ

 

副詞と呼ばれることが絶対にないものが英語に存在します。

 

それらは、これらの4つです。

 

 

主語(S)

 

動詞(V)

 

目的語(O)

 

補語(C)

 

 

これら SVOC は英語の基本で、「文の要素」とよばれていますね。

 

英語は SVOC が文章の型を決めるので、そこさえ押さえればOKです。

 

 

 

そして、それ以外は「おまけ要素(副詞)」と理解して大丈夫です。

 

 

もちろん、この「おまけ要素」にも細かい分け方はあります。

 

文法書にはいろいろと副詞の使い方が載っています。

 

 

ですが、そんな細かいパターンを抜きにして、はるかに重要なのことはたった一つだけです。

 

 

副詞とは「SVOC(文章のメインパーツ)以外の部分」であるいうことです。

 

 

 

ここまで副詞が理解できたら、あとは簡単です。

 

数式を例にとると「100 - X = Y 」であれば、X(副詞以外) がわかれば Y (副詞)がわかるのと同じような感覚です。

 

 

英語の SVOC の理解がマスターできれば、英語の意味を大きく間違えることは一気にすくなくなります。

 

 

 

 

副詞の役割:形容詞と副詞を説明

 

文の要素(SVOC)に入らないものは「副詞」扱いで理解できます。

 

 

しかし、「副詞」の役割はもう一つあって、これだけは「副詞の使用ルール」として覚えておかないと困ることになります。

 

 

それは「形容詞・副詞」を説明する、ということです。

 

 

 

あらゆる品詞と同じで、副詞も「イメージ」と「使用ルール」はセットで覚えてください

 

 

 

副詞の例文

  

それでは実際に例文をみながら、副詞の使用ルールを確認していきましょう。

 

「副詞」を理解するときには、この2つのルールで考えてください。

 

  

 

①  おまけ要素(SVOCではない部分)

 

An Italian gentleman jumps high.  

 

あるイタリア人の紳士は ジャンプする たかく

 

  

His brother is also a plumber.

 

彼の兄弟は = もまた 配管工

 

 

 

 

② 形容詞・副詞を説明

  

Those Italian brothers are very famous.

 

そのイタリア人の兄弟は = とても 有名 

 

( famous は形容詞でそれを説明できるのは副詞だけ)

 

 

  

They  grab coins so quickly.

 

彼らは つかむ コインを めっちゃ 素早く

 

( so も quickly も両方とも副詞です)

 

 

 

①「おまけ要素」は簡単に理解できると思います。

 

 

しかし②「形容詞・副詞を説明」は盲点になっていると思います。

 

 

「副詞」には「形容詞・副詞を説明する」という役割があるのはしっかり覚えておいてください。

 

 

 

「副詞句」「副詞節」「副詞用法」は、副詞でなくても「副詞」扱い

 

さて、ここからがすこし難しくなるですが、辞書で「副詞」とは載っていないパターンです。

 

 

それは「文法・ルールとして副詞の役割になる」場合です。

 

 

 

★ SVOCに入っていないフレーズ・文章

 

★ 形容詞・副詞を説明しているフレーズ・文章

 

 

 

フレーズや文章の場合は「品詞としての副詞ではない」ので要注意です!!

  

例としては、高校の英文法でよく見る「副詞句」「副詞節」「不定詞の副詞的用法」などです。

 

 

これらの文法用語を、なぜ「副詞~」と呼ぶのか?という理由は簡単です。

 

これらは「英単語としての副詞」でない表現を、副詞の使用ルールに合わせて使っているからです。 

 

 

つまり副詞に関する文法用語の意味はこういうことです。

 

 

★「副詞句」の意味 

 

このフレーズ(句 phrase)を、「おまけ要素」もしくは「形容詞・副詞の説明」で使うね!

 

 

 

★「副詞節」の意味 

 

この文章(節 clause)を「おまけ要素」もしくは「形容詞・副詞の説明」で使うね!

 

 

 

★「不定詞の副詞用法」の意味

 

この不定詞を「おまけ要素」もしくは「形容詞・副詞の説明」で使うね!

 

 

 

再確認ですが、副詞の役割ついては「形容詞・副詞の説明」を忘れないように注意してください。

 

そこを覚えているだけで、文法用語の理解もずっと楽になると思います。