
日本旅行に来られたタイ人一家とお知り合いの生徒さんから、タイ産のハーブティー(herbal tea)をお裾分けで頂きました。
しかし説明書きはすべてタイ語なので、文字からして左右どちらから読むのかもわかりません。
名前だけかろうじて英語で表記してあったので、ご紹介しようと思います。
lemon grass: 言わずと知れたレモングラスティーです。すっきり爽快とはまさにこのこと。
pandan: タコノキという松の木(pine)の仲間でパイナップル(pine apple)のような果実をつけるそうです。
ティーバッグに入っていたのは葉のほうで、東南アジアでは料理の香りづけにつかうようです。
私の味覚で表現するなら、すごくなめらかで甘い香りのするイグサでしょうか。
まあ、つまり新しい和室ですね。おいしく飲めるのですが、あえて表現するとこうなります。
bael tea: インドカラタチなどと呼ばれているフルーツで、味としてはあまりクセがなくて飲みやすいです。
私の味覚で表現するなら、キツさのないマイルドなカモミールティーでしょうか・・・。
また、この bael には英語の別名がたくさんあるようですのでご紹介します。
Bengal quince: quince とはカリンのことだそうですね。
golden apple: ヨーロッパの伝説には黄金のリンゴの話がよく出てきます。
stone apple: めちゃ固い感じが伝わってきます。
wood apple: ガシガシな感じが伝わってきます。
Japanese bitter orange: 英語では「apples and oranges」というイディオムがあり、「まったく違うモノで比べられるものではない」という意味があります。
そんなリンゴとオレンジの橋渡し役が bael というわけですね。たぶんこの英訳はカリンのことなんでしょうが。
アジアのハーブティーはまったく予想もつかない味と香りが楽しめるのでいいですね!
そもそも日本になじみのないものなので、ネタにも困らないので助かります!
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