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うかり米 天へと届け オコメール

お米を郵便で送れるオコメールを企画された社会人の生徒さんから、受験生たちへの贈り物としてオコメールを3種類頂きました。

 

香川県にある会社さんで作られているので、地元、滝宮天満宮さんでご祈祷をうけた地元産のお米をつかっています。

 

 

「うかりまい」というのは香川弁で「うかってね」という意味で、「お米」と掛けることで、平安情緒を醸し出す雅な風情をもった掛詞となっています。

 

また天満宮と言えば学問の神様で有名な菅原道真公を祀ってある神社ですが、道真公が香川、当時の讃岐に国司として赴任し、善政をされたことからお祭りされているそうです。

 

 

2017年3月に滝宮天満宮に参拝しことがあるので、その際の写真をご紹介します。

 

おおきな神社ではないですが、ちょっとした歴史も学べ、縁起の良いところです。

 

 

 

滝宮天満宮は四国の相撲発祥の地でもあり、土俵の近くに相撲の始祖とされる野見宿禰(のみのすくね)についての紹介があります。

 

野見宿禰は垂仁天皇の時代に、相撲をとって勝った相手の領地を大和の国に賜ります。

 

 

さらに当時の日本には殉死の習慣があったため、それを悲しくおもい、殉死の代わりに土偶をつくって一緒に埋葬したため、土師臣(はじおみ)という姓をもらいます。

 

その後、時代が下って、その時代に住んでいた菅原という地名から、菅原氏となったそうです。

 

 

菅原道真公といえば、学問の神様というイメージですが、こういった慈悲深いご先祖様のご子孫なのだと思うと、道真公が讃岐で民衆のために善政をされた事実も納得いく気がします。

 

 

もちろん学術的・考古学的に古文書の内容が一字一句まで正確ちというわけでないでしょうが、名前はどうであれ、誰の功績であれ「偉大な方、慈悲深い方が日本の歴史の中におられて、その方の功績が日本各地でしっかり語り継がれている」と知ることが、日本人として生きていく強い支えとなるように思います。

 

 

道真公は決して、高貴な家柄ではないですが才能に恵まれ、中央で出世をし、数々の改革を行い、それゆえ既得権を持つ者たちから妬みを買い左遷され、そこで生涯を閉じます。

 

 

人間・菅原道真の一生としては悲しい終わりだったのかもしれません。

  

しかし道真公の功績や生き方、和歌や漢詩は現代へとつながり、日本中に天満宮があり、多くの人々が学問の神様としてお祀りしています。

 

 

まさしく「神」となり、我々の心の支えとなってくれています。

 

次世代へ伝えるべき「学問」とは優れた才能を活かし、世のため人のために尽力した先人たちの生き様を学ぶことなのではないでしょうか。