
生徒さんから保存料無添加のジャムを頂きました。ありがとうございます。保存料が入っていないだけで風味が全然違いますね。
さて、ジャムについていろいろ調べていると、おもしろい英語ネタがみつかりましたので紹介します。
「jam ジャム」というのは、わたしたちにもおなじみですが、果物の保存食のことです。
特に、果肉(fruit flesh)が入っているものを「jam」というそうです。
しかしアメリカやイギリスでは「jelly」とよばれているものが売っていて、これには果肉が入っていません。
私も一度購入したことがあるのですが、あまりに日本のジャムとかけ離れていておいしくないので、二度と買わなかったのですが、もともとそういうモノだったんですね。。。
じゃあ、この「jelly」は日本でいうところのゼリーかというとそうでもなさそうです。
おそらく日本のゼリーはフランス語の「gelee」から来たのではないかと思います。
ちなみにジャムはフランス語で「confiture コンフィチュール」だそうで、海外食材店でフランスの「ミルクジャム confiture de lait」を気に入って買っていたことがあります。
しかしよく考えてみると、ミルクジャムは果肉がはいっていないので厳密には「ジャム」ではないということになります。
それもそのはず、そもそも「ミルクジャム」自体が「ドゥルセ・デ・レチェ Dulce de Leche」というラテンアメリカの伝統のお菓子で、それをフランス語で「confiture de lait ミルクジャム」とただ呼んでいるだけなんですね。
今回は図らずも英語以外の言葉も学ぶ機会ありました。ジャムひとつでいろんな発見があるものです。
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