カテゴリ:儒教



英語うんちく · 2018/05/22
英語で「正しい」という意味の英単語はいくつかあります。もちろん、どれも別の言葉なので、実際にはすこしずつ違ったニュアンスを含んでいます。特に日本語に訳されたときにうまくニュアンスが伝わっていないと思うのが「正義 justice」です。また「righteous」もあまりなじみのない英単語ではないので、この2つの違いを忠臣蔵を題材に細かく解説していきたいと思います。

山口県萩市にある松下村塾に行って参りました。優れた教育者としていまでも多くのファンがいる吉田松陰先生の開いた私塾です。一見すれば小さな江戸時代の家屋かもしれませんが、ここで幕末の志士たちが新しい日本をめざし、自己研鑽と切磋琢磨に励んでいたと思うと、熱い思いが湧き上がってきます。志半ばで倒れた松陰先生の志を引き継ぎ、弟子たちが代わりに幕末・明治で大事を成し遂げました。後世に引き継がれる志こそ真の教育です。松下村塾の教育とは似ても似つかぬ現在の日本の教育についての怒りを込めた思いと、英訳は幕末用語を中心に書いてしています。

英語うんちく · 2018/01/17
皇帝と王の英訳として何気なく使われているヨーロッパの Emperor(皇帝)と King(王)の違いを解説しています。こういった違いは世界史とキリスト教の視点が欠けていると摩托理解できなくなるので、歴史や宗教にかなり突っ込んでいます。前回の記事で解説した中国の皇帝・王とはすこし意味が違ってくるのですが、中国とヨーロッパを比較することで、さらにその微妙な違いをしっかりと理解できるようになります。また、天皇の英訳は Emperor になりますが、その理由を解説するための下地にもなっているブログになります。

英語うんちく · 2018/01/15
皇帝=Emperor そして 王、国王=King と訳されますが、実際は意味がすこし違います。中国の歴史を知ることで皇帝と王の違いがはっきりわかりますし、ヨーロッパの歴史とキリスト教を知ることで Emperor と King の違いがわかります。また天皇も Emperor と訳されますが、それにもしっかりと理由があります。このブログではまず中国の皇帝と王、国王の違いを歴史の流れや中国の思想をまじえてくわしく解説します。

岐阜県の木曽川のほとりにある犬山城に紅葉の季節に行って参りました。犬山城はもっとも古い国宝天守を持つ城であり、また織田信長、豊臣秀吉、徳川家康の3名とも関わり合いがあり歴史ファンにも非常に人気の高い城です。また犬山城は別名、白帝城と呼ばれていますが、これは中国にある城に由来します。このように日本のものを中国に見立てる動きは江戸時代に導入された朱子学の影響があります。海外かぶれは日本の特徴の一つでもありますが、それと同時に日本的なものを大切にしようとする強い軸もあるので、そのせめぎ合いについて考察を載せています。ブログの最後にはお城に関する英訳ものせています。

英語うんちく · 2017/10/29
海外で「どの宗教を信じているのか?」と聞かれて日本人はよく「無宗教です」と答えることが多いようです。しかし英語圏で「無宗教」という言葉のニュアンスを考えると非常に多くの誤解を生んでいるかもしれません。無宗教は non-religion と無神論 atheism との違いを理解し、日本的な信仰を深く理解することで英語圏の人たちにより正確に日本人の本来の思想や生き方を伝えることができるようになると思います。
岡山県備前市にある閑谷学校に行って参りました。江戸時代の藩校で行われた人間性を育てることを重点に置いた教育は、日本が明治維新を経て近代化をする下地となりました。さらに教育だけでなく学校運営の方針・手法さえも現代に通用するものであると知ることができます。また頂いた英語・日本語のパンフレットなどから講義の中心であった儒教やその経典、そして朱子学に関連する英訳と解説を紹介しています。また近代化遺産を支えた学校関連で水戸・弘道館、大分・咸宜園、栃木・足利学校のパンフレットを英語・中国語・日本語と頂いたのでその英訳と解説もあわせて紹介しています。