京都の中でも紅葉で有名な真如堂(真正極楽寺)さんに行ってまいりました。こちらには「うなずきの弥陀 the Nodding Amitabha」という阿弥陀様がいらっしゃいます。この阿弥陀様は修行僧ではなく一般に生きる人々を広く救うことを願われたとされています。仏教の本質である「困っている人々を救う」という思いが中心となったお寺と言えると思います。また「涅槃の庭」や「随円の庭」といった一風変わったお庭なも拝見でき、紅葉以外にも見所満載です。真如堂さんの英語・日本語パンフレットから仏教や庭園関連の英訳や英語解説なども紹介しています。
日本に数あるお寺の中でもひときわ輝く金閣寺。金色のお堂 Golden Pavilion は外国人にも大人気です。正式名は鹿苑寺といい臨済宗相国寺派に属するお寺です。足利義満によって創建された金閣寺は、くわしく調べていくと中国との国際関係までわかってしまう壮大な歴史のテーマを感じられる場所です。また頂いたパンフレットから金閣寺さん関連の英語表現について解説・説明をのせています。
石庭で有名な世界遺産の龍安寺さんに行って参りました。今も世界中の人々に問いを投げかけて続けている石庭( Rock Garden)は禅の精神を感じます。そして、我々に生き方を問うているように見える「吾唯足知( I only learn to be contented )」と書かれたつくばいに関して、仏教の視点から「人間として満ち足りるとは何か」についての思いを考察しています。英語・日本語併記のパンフレットなどから禅、仏教や龍安寺さんに関する英訳とその解説を詳しく紹介しています。
京都で最も古い禅寺である建仁寺さんに行って参りました。禅が武家と深い関わり合いをもち、英単語 Zen として海外で受け入れられています。その理由は「実践」を尊ぶという禅の精神にあるのではないでしょうか。建仁寺さんには俵屋宗達の風神雷神図(Wind and Thunder Gods)など非常に有名な宝物もたくさんあります。パンフレットなどから禅、お寺や宝物を中心に英語訳とその解説をご紹介しています。また英語版の記事も書いています。