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食は世界に通ず! 火鍋・中国

世界にはいろんな文化・風習があります。

 

 

しかし食べ物ほど文化の違いがつよく感じられるものは珍しいように思います。

 

そうなるといろんな食べ物をたべてみることが、世界と向き合う一歩になりそうです。

 

 

「敵を欺くにはまず味方から」

 

 

「世界を知るにはまず味覚から

 

 

ということで、日本のご近所さんである中国を知るために生徒さんたちと火鍋をやることにしました。

 

 

 

火鍋というのは唐辛子が大量に入っている鍋料理のことで、羊の肉(ラム)をメインに食べるのが一般的です。

 

 

もともと、このような香辛料をたくさんつかった肉料理は遊牧民のもので、モンゴル帝国以降に中国で一般的に広まったようです。

 

 

遊牧民は草原でくらし、家畜を主食としているため、肉の臭み消しと保存料をかねて香辛料をたくさん使うようになったんでしょうね。

 

シルクロードを旅する交易も彼らの得意分野で、インドや東南アジアとの交易の中で様々な香辛料に対する知識も持っていたことでしょう。

 

 

今でも新疆(シンジャン)料理として中国でよく売られているウイグル族の料理も香辛料をたくさん使った辛いものが多いです。 

 

 

 

火鍋のもとを使って料理

 

 

それではさっそく実際に料理してみましょう。

 

 

 

中国で一般的?な火鍋のもと(火鍋底料)と言えば、小肥羊(シャオフェイヤン)

 

 

 

 

ネットで探すとけっこうなお値段のものが多かったのですが、神戸の中華街にある食材店をのぞくと、比較的お安く見つけることができます。

 

大阪まで行かなくて済むのでラッキーです。 

 

 

ちなみに中身はこんな感じ。辛そうですね~~~

 

 

 

 

火鍋の主役、ラム肉です。

 

 

 

 

ほかの食材も一緒に入れるとこんな感じになります。(写真があんまりうまくとれてないですね・・・)

 

 

火鍋のお味や如何に

 

 

肝心のテイストですが、なんと驚いたことにふつうにおいしい! ぜんぜん辛くありません!

 

 

わたしの経験では火鍋はとんでもなく辛いものでした・・・

 

 

 「火鍋は爆裂に辛いぞ~!!ほんまに覚悟しときや。」

 

 

なんていっていたのですが、普通においしくて困ってしまいました。

 

  

「これ、あんま辛くないですね。普通においしい。」

 

 

と、生徒さんにも言われてしまい、なにも言い返せず。。。

 

 

辛すぎてたべれなかったらどうしようか?と不安だったところに、ふつうにおいしくて安堵した一方、ぜんぜん辛くないので味覚の未知の領域に踏み込むことにならなかったのが残念です。。。

 

  

爆裂に辛い火鍋の場合、唐辛子はもちろんのこと、山椒がかなり効いていて、山椒で口の中がヒリヒリしているところに唐辛子がアタックしてくる感じなんです。

 

今回は山椒によるサポートがなく、唐辛子もいい具合に出汁とあっていて普通においしかったです。

 

 

 

とはいえ「あんまり辛くない」と言われたままでは引き下がれません!

  

いずれまた「山椒たっぷりの爆裂に辛い火鍋」も企画してみようと思います。

 

 

 

本場・中国の火鍋

 

 

ちなみに中国で食べた火鍋はこんな感じ(爆裂に辛いという表現は大げさでもなんでもありません!)

 

 

 

 

山椒、浮いてますね~ たくさん浮いてますね~

 

 

 

さて最後に、今回は火鍋ということで「火」に関する英語のご紹介です。

 

 

 

「火」関連の英語

 

 

fire:火

 

 

flame:炎  

 

fireよりももちろん大きいです

 

 

blaze:爆炎  

 

flameよりも強い炎です。"What the blazes ~"というように強調表現につかったりもします。

 

 

hellfire:獄炎?  

 

地獄の炎のことです。

 

 

purgatory:煉獄(れんごく)  

 

カトリックの教えには「煉獄」といって地獄にいくほどの罪人ではなく、天国に行けない人が、罪を浄めるために行くところとされています。

 

 

purge:浄める、粛清する  

 

火で浄めるという発想はイランで生まれたゾロアスター教の影響とされています。特に暑いところだと、食べ物は過熱すれば殺菌できます。火で清めるという発想はそんなところから生まれたんじゃないでしょうか。

 

漢字では「浄める」「清める」「清浄」は全部「さんずい」がついてますね。砂漠で生まれた信仰では水で清めるという発想が生まれるのは難しいでしょうね。もし古代中国が砂漠の民の国だったなら「きよめる」は「火へん」だったかもしれませんね。